離乳食の基本

離乳食がめんどくさい?忙しいママにおすすめの簡単時短アイデア

赤ちゃんの離乳食を作るのって大変ですよね。毎日忙しい中で、赤ちゃんに栄養満点のご飯を作るのは本当に大変。特に初めての離乳食作りは、不安や戸惑いも多いと思います。「離乳食がめんどくさい」と感じるのは当たり前です。この記事では、離乳食作りをもっと簡単にするためのアイデアを紹介します。

離乳食作りがめんどくさい理由と対処法

作るのに時間がかかる

離乳食は赤ちゃんにとって消化しやすく、栄養バランスが取れたものでなければなりません。食材を選び、適切な形状に調理するのには時間がかかります。また、一度に少量しか必要ないため、頻繁に作り直す必要があります。

  • 野菜や果物を細かく切る、すりおろす、裏ごしするなどの手間がかかる。
  • 食材ごとに適切な調理法を考え、時間をかけて準備する必要がある。

対処法

  • 作り置き・冷凍保存: まとめて大量に作って小分けにし、冷凍保存する。必要な分だけ解凍して使うことで、毎回の調理時間を短縮できる。
  • 簡単なレシピにする: 調理が簡単なレシピを選ぶ。蒸し野菜や炊飯器で調理できるレシピを活用すると手間が省ける。
  • 市販のベビーフードや宅配食材の活用: 市販のベビーフードを適度に活用し、自宅で作る離乳食と組み合わせることで負担を減らす。

赤ちゃんが好き嫌いをする

赤ちゃんは味覚が敏感で、新しい食材や味に対して好き嫌いを示すことが多いです。せっかく作った離乳食を食べてくれないと、作り直しや工夫が必要になります。

  • 赤ちゃんの反応を見ながら、徐々に新しい食材を導入する必要がある。
  • 食べてくれるものを見つけるまで、試行錯誤が続く。

対処法

  • 少量ずつ試す: 新しい食材は少量ずつ試し、赤ちゃんの反応を見ながら徐々に量を増やす。
  • 工夫して味付け: 野菜のピューレに少しだけ果物を混ぜるなど、赤ちゃんの好きな味を取り入れて工夫する。
  • 粘り強く提供: 一度嫌がっても、少し間を置いて再度提供することで、慣れてくれる場合もある。

食べさせるのが大変

赤ちゃんに離乳食を食べさせるのは、時間と忍耐が必要です。赤ちゃんが自分で食べられるようになるまで、親が食べさせる必要があり、その過程で食べ物をこぼしたり、嫌がったりすることがあります。

  • 赤ちゃんのペースに合わせて、ゆっくりと食べさせる必要がある。
  • 食事中に動き回ったり、興味を示さなかったりするため、集中させる工夫が必要。

対処法

  • 楽しい雰囲気作り: 食事の時間を楽しいものにするために、音楽を流したり、カラフルな食器を使ったりする。
  • 適切なタイミングで食事: 赤ちゃんがお腹が空いているタイミングを見計らって食事を提供する。
  • 赤ちゃんのペースに合わせる: 無理に食べさせず、赤ちゃんのペースに合わせてゆっくりと食べさせる。

後片付けが大変

離乳食を作る過程で使う調理器具や食器が多く、後片付けに時間がかかります。赤ちゃんが食べこぼしたり、汚したりするため、食事後の片付けも大変です。

  • 調理器具や食器を洗う手間が増える。
  • 食事中や食後に赤ちゃん周りの掃除が必要。

対処法

  • 一度にまとめて作業: 調理や片付けを一度にまとめて行うことで、時間を効率的に使う。
  • 片付けしやすい調理器具: 洗いやすい調理器具や食器を使用する。例えば、食洗機対応のものやシリコン製品など。
  • キッチンペーパーや使い捨てアイテム: 食べこぼしにはキッチンペーパーや使い捨てのマットを活用し、後片付けを簡単にする。

めんどくさくても気をつけないといけないこと

加熱は十分にする

食品を十分に加熱することは、細菌やウイルスなどの病原体を殺すために必要です。特に肉や魚、卵などの生ものや加工食品は、中心部までしっかりと加熱することが求められます。適切な温度で調理することで、食中毒のリスクを減らすことができます。

ポイント

  • 中心温度が75℃以上になるように加熱する。

前に食べ残したものをあげない

一度調理した食品は、時間が経つと細菌が繁殖しやすくなります。食べ残しを再度提供することは、食中毒のリスクを高める可能性があります。

冷凍したものは1週間以内に消費する

冷凍保存は食品を長期間保存する方法の一つですが、冷凍庫内でも時間が経つと品質が劣化します。冷凍食品は1週間以内に消費することで、新鮮さを保ち、食中毒のリスクを減らすことができます。

ポイント

  • 冷凍前に食品を小分けにして保存し、使う分だけ解凍する。
  • 冷凍食品を解凍する際は、冷蔵庫内でゆっくりと解凍するか、電子レンジを使用する。
  • 解凍後は再冷凍せず、すぐに調理して消費する。

簡単にするための基本的な考え方

離乳食作りを簡単にするためには、少し工夫が必要です。

  • シンプルなレシピを選ぶ:手間をかけずに作れる料理にしましょう。複雑な料理ではなく、簡単にできるものを選ぶことで、負担が減ります。
  • 食材の選び方と保存方法:冷凍保存できる食材を中心に選ぶと、一度にたくさん作って保存できます。これで毎回新しいものを作る必要がなくなります。

冷凍におすすめな食材や、冷凍・解凍の方法についてはこちらをご覧ください。

具体的な時短テクニック

離乳食作りの時短テクニックについて、具体的に解説します。毎日の負担を減らし、効率的に進めるための方法です。

まとめて作り置き

野菜を毎回長い時間茹でるのが大変ですよね。お茶パックを使うことで、鍋で野菜が混じらずにまとめて調理でき、毎回の調理時間を短縮します。

  • 大きな鍋でまとめて調理: 野菜ごとにお茶パックに入れて、大きな鍋で一度にまとめて下茹でします。例えば、にんじんやカボチャをまとめて煮て、一度にたくさん作ることができます。
    茹でた野菜は冷蔵で3〜4日くらい日持ちするので、ストックしておくと便利です。
  • 小分け保存: 調理した離乳食は、製氷皿やシリコン製のベビーフード用保存容器に小分けして冷凍します。必要な分だけ取り出して解凍することで、毎回の調理時間を大幅に短縮できます。

メリット

  • 大量調理: 一度に大量に作れるため、毎日の調理時間が減ります。忙しい日常の中で、一度の調理で何日分もの離乳食を準備できるのは非常に便利です。
  • 無駄が減る: 必要な分だけ解凍して使うことで、食材の無駄が減ります。冷凍保存することで、新鮮な状態を保ちながら必要な分だけ使えるため、経済的です。

時短調理器具の活用

時短調理器具を使うことで、調理時間を大幅に短縮します。

ブレンダー

ボタンを押すだけで、食材をペースト状にしたりすりつぶす時間のかかる作業を一瞬で終わらせます。赤ちゃんの成長に合わせて仕上がりも自由に調整できます。

こちらのハンドブレンダーはシンプルで洗いやすく、離乳食用に購入している方も多くいます。

出典:楽天市場

炊飯器

野菜の蒸し料理を炊飯器で簡単に調理します。例えば、炊飯器で野菜を一緒に炊くことで、一度に複数の食材を調理できます。

野菜の下茹で手順

  • 切った人参やじゃがいもなどの野菜ごとにお茶パックに入れる
  • 炊飯器に入れ、浸かるくらい水を入れる
  • 早焚きモードで炊飯スタート
  • 炊き上がったら取り出す

電子レンジ

野菜を電子レンジで蒸すことで、短時間で調理ができます。例えば、耐熱容器に入れた野菜を電子レンジで数分加熱するだけで、手軽に蒸し野菜が作れます。

時短の調理器具を使うメリット

  • 手作業の手間が減る: 調理器具を使うことで、手作業の手間が大幅に減ります。ブレンダーやフードプロセッサーを使えば、細かく刻む作業が一瞬で終わります。
  • 放置できる調理器具: 炊飯器やスロークッカーは調理中に放置できるため、その間に他の作業を同時進行できる

市販のベビーフードを活用

市販のベビーフードを適度に取り入れることで、手作りの負担を軽減します。

離乳食初期におすすめ!ひとさじ分の離乳食

出典:和光堂
  • ひとさじ分にわかれているので、そんなに食べない離乳食始めたての赤ちゃんにぴったり
  • フリーズドライで簡単にお湯で戻せるため、急いでいるときに非常に便利です。外出先や旅行先でも手軽に離乳食を用意できます。

開けたらすぐに食べられる!調理済みベビーフード

出典:和光堂
  • レトルトで開けたらすぐに食べられるので、外出先で購入してすぐに食べさせられる
  • 月齢に合わせた具材の大きさ・柔らかさ
  • 豊富な栄養を手軽に摂れる

ベビーフードのメリット

  • 忙しい時や外出時など、時間がないときでも栄養バランスの取れた食事を提供できる
  • 市販のベビーフードを適度に活用することで、手作りの負担が軽減され、気持ちに余裕ができる

外出時の離乳食についてはこちらをご覧ください。

後片付けに便利な食器・グッズを使う

後片付けが楽になるように、使いやすい食器を選び、便利なグッズを使います。

食洗機対応の食器

食洗機対応の食器や調理器具を使い、後片付けを簡単にします。例えば、食洗機で洗えるプラスチック製の食器や、シリコン製の調理器具などを使います。

テーブルにくっつく吸盤付きのベビー食器

離乳食を食べさせていると、赤ちゃんの手が触れて食器が床に落ちてしまうこともあります。テーブルに固定されるタイプの食器ならその心配もありません。

こちらの食器は楽天ランキングで1位を獲得した、吸盤によってひっくり返らず、電子レンジ・食洗機もOKのおすすめな食器です。くすみカラーでかわいいのも◎

出典:楽天市場

食べこぼし防止!床に敷くマット

食べこぼした場合でも床にこちらの防水マットを敷いておけば、こぼした食べ物を簡単に片付けられます。汚れが気になったらそのまま洗濯機で丸洗いもできるので、お手入れも簡単です。
裏面には滑り止めもついているので、シート自体が滑りにくく安心です。

ポイント

  • 防水加工素材で汚れが染み込みづらく、さっと拭き取れる
  • 洗濯機丸洗いOK
  • 裏面に滑り止めあり
出典:楽天市場

食材宅配サービスを使う

ヨシケイは日本国内で広く知られる食材宅配サービスであり、特に離乳食に関するサポートも充実しています。以下では、ヨシケイの離乳食について詳しく解説します。

ヨシケイの離乳食サービスの特徴

1. 大人用の食材から取り分けて離乳食を作る

大人用のメニューから取り分けて作れる離乳食レシピがついてくるので、まとめて離乳食も作ることができます。

2. 献立は毎週更新されるため、考える手間が省ける

食材は毎日必要な分だけ送られて、献立も毎週更新されるので飽きずに献立を考える手間も省けて便利です。

3. 離乳食レシピ付きコースは2種類から選べる

「プチママ」と「カットミール」の2種類があります。カットミールは食材がすでにカットされているので、ラクに調理できるコースです。
「プチママ」の方は、カットが入ってないので安くコスパ◎です。

出典:ヨシケイ
出典:ヨシケイ
4. 入会金・年会費・送料0円

利用にあたって入会金や配達料はかからないため、お得です。

5. あんしんBOXで不在時も安心

配達の際不在の方には鍵付きのあんしんBOXが貸し出され、食材はそちらに届けられるため、仕事などで不在の時も安心です。

離乳食アプリを使う

離乳食アプリは、非常に便利なツールです。多様なレシピ、栄養バランスの管理、スケジュール管理など、さまざまな機能を活用することで、離乳食作りの負担を減らし、効率的に進めることができます。

豊富なレシピ

アプリには豊富な離乳食レシピが収録されており、バリエーションに富んだメニューを提供できます。レシピには詳細な作り方が記載されているため、調理が簡単にできます。

  • 多様な食材と調理法: 各種食材を使ったさまざまなレシピがあり、赤ちゃんの好みに合わせて選べます。たとえば、野菜のピューレ、肉や魚を使った離乳食など、幅広いレシピが揃っています。
  • 段階に応じたレシピ: 離乳初期、中期、後期、完了期に応じたレシピが提供されているため、赤ちゃんの成長に合わせた食事を作るのが簡単です。
  • ステップごとに手順がわかる: 各レシピには写真付きの手順が詳しく説明されており、料理初心者でも迷わずに調理を進められます。
  • 動画チュートリアル: 一部のアプリには動画チュートリアルもあり、視覚的に学びながら調理できます。

栄養バランスの管理

アプリには栄養情報が記載されているため、バランスの取れた食事を提供できます。

  • 栄養素の表示: 各レシピにはカロリーや栄養素の情報が含まれているため、赤ちゃんに必要な栄養を確実に摂取させることができます。例えば、鉄分が豊富なレシピやビタミンCが多いメニューを簡単に選べます。
  • 食材のアレルギー情報: アレルギー情報が記載されているため、アレルギーのある赤ちゃんでも安心して食事を準備できます。

食事のスケジュール管理

食事のスケジュール管理機能により、計画的に離乳食を進められます。

  • スケジュール機能: 毎日の食事計画を立てることができ、何をいつ作るかが一目でわかります。これにより、毎日の食事準備がスムーズになります。
  • 通知機能: 食事の時間や次の離乳食のステップを通知してくれるため、忙しい日常でも忘れずに適切なタイミングで離乳食を進められます。
  • 食べた離乳食を記録: 離乳食の進行状況を把握できるので、体調を崩した時の参考になります。

おわりに

離乳食作りは大変ですが、少しの工夫で簡単になります。無理せず、自分のペースで楽しみながら続けてください。赤ちゃんが美味しそうに食べてくれる姿を見ると、頑張って作ってよかったと思えるはずです。この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。

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